この記事では、「竹刀」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「竹刀」の正しい読み方は「しない」と「くとう」どちら
竹刀は、くとうという読み方は出来ません。
というのも刀の漢字は、とうと読む事は可能ですが、竹の漢字を、くと読む事は不可能です。
もっとも竹は、ちくと読む事は出来る上に、竹刀を、ちくとうと読む事は出来ます。
なので、くとうと読んでしまう人がいたとしたら、ちを読み忘れて、くとうと読んでしまったと考えられます。
ちなみに竹刀の一般的な正しい読み方は、しないです。
正しい読み方の結論
竹刀は、しないか、或いは、ちくとうと読むのが正解な言葉となっています。
とはいえ、竹の漢字単体では、たけやちくとは読みますが、しとは読みません。
刀の方も、とうやかたなとは読みますが、ないとは読む事は出来なかったりするのです。
そのため、しないと読むと言われてもピンと来ない人は、少なくありません。
もっともこれは、熟字訓と呼ばれる特殊な読み方で、2文字以上の漢字が組み合わさると、この様に読むと定められているのです。
「竹刀」の意味
竹刀は、植物の名であるたけを意味する竹の漢字に、かたなやはものを意味する刀の漢字を組み合わせる事で完成した言葉です。
だからこそ竹刀は、剣道で使用する竹製の刀、といった意味を示します。
「竹刀」の言葉の使い方や使われ方
・『剣道は竹刀を用いて、一対一で打突し合う武道です』
・『彼女は竹刀を使って見事に泥棒を撃退しました』
・『彼は万が一の場合の護身用として、寝床に竹刀を置いているそうです』
まとめ
竹刀は、しないかちくとうと読むべき言葉で、くとうと読むのは誤りです。
そんな竹刀は、剣道の道具として使用される、竹で出来た刀を意味する言葉となっています。