「筑豊」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「筑豊」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「筑豊」の正しい読み方は「ちくほう」
「筑豊」の正しい読み方は「ちくほう」です。
「筑」には「筑前煮」【ちくぜんに】「筑後川」【ちくごがわ】など「ちく」という読み方があります。
「豊」は「豊作」【ほうさく】「豊潤」【ほうじゅん】など「ほう」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「ちくほう」が「筑豊」の正しい読み方です。
「筑豊」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「筑豊」のよくある間違った読み方として挙がるのが「つくほう」「ちくとよ」です。
「筑」には「筑波」【つくば】「筑紫」【つくし】など「つく」という読み方があり「豊」は「豊臣」【とよとみ】「豊田」【とよた】など「とよ」とも読みます。
どちらも「筑豊」には当てはまりません。
「筑豊」について説明
「筑豊」とは、「福岡県の中央部」を指す言葉です。
飯塚市、直方市、田川市の3市を中心とする5市3郡をまとめた地域の名称です。
中心となる3市は石炭業でかつて栄えた地域で「筑豊」という地域名も石炭業が盛んになった明治時代に作られています。
主に気象情報の地域区分で用いられるほか、自動車のナンバーとして交付されています。
「筑豊」の言葉の由来
江戸時代までこの地域は筑前国と豊前国と呼ばれていたことに由来し、それぞれの頭文字を取って「筑豊」と名付けられました。
まとめ
「筑豊」は天気予報やナンバープレートなどで広く見かける言葉です。
読み方と合わせて表す範囲も覚えておきましょう。