この記事では、「簡素」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「簡素」の正しい読み方は「かんそ」と「かんす」どちら
簡素の漢字を目にした人の中には思わず、かんすと読んでしまう人もいるものです。
確かに最初の簡の漢字には、かんという読みがあるし、後ろの素の漢字にも、すという読みがあります。
そのためその2つの漢字の読みを単純に合わせて、簡素を、かんすと読む事自体は理解出来なくもありません。
所が残念ながら簡素を、かんすと読むのは完全に間違いで、かんそと読むのが正しい読み方となっています。
正しい読み方の結論
簡素は、かんそと読むべき言葉です。
そもそも簡の漢字はそのまま、かんという読み方が出来る上に、素の漢字も、すの他に、酸素という言葉でも分かる様に、そと読む事が出来ます。
だからこそ簡のかん読みと、素のそ読みを組み合わせる事で、簡素の漢字は、かんそと読めるのです。
「簡素」の意味
簡素は、手軽な事や繁雑ではない事といった意味を持っている簡の漢字に、飾り気がないとか、根本になるものといった意味を有する素の漢字を付け加える事で完成した言葉となっています。
以上の事から簡素は、飾り気がなくて質素である事、といった意味を示すのです。
「簡素」の言葉の使い方や使われ方
・『倹約家で知られる彼は、金持ちとは思えない様なとても簡素な家に住んでいます』
・『午後までこの原稿を簡素な形で纏める必要があるのです』
・『普段お洒落な彼女にしては珍しく今日は、簡素な服装をしています』
まとめ
簡の漢字には、かんという読みがあるし、素の漢字は、すという読みを持っています。
ですがその2つの読みを合わせて、簡素の漢字を、かんすと読むのは誤りです。
簡素は、かんすではなく、かんそと読むのが正解な言葉となっています。
更にそんな簡素は、飾り気がなく質素な様子を表現する言葉として、使われているのです。
