節目となる年齢にはいろいろな名称が付けられていますが「米寿」もそのひとつです。
この言葉は何歳のことで何と読むのでしょうか。
今回は、「米寿」の正しい読み方と意味について解説します。
「米寿」の正しい読み方は「べいじゅ」と「こめじゅ」どちら
「米寿」という言葉の読み方として「べいじゅ」と「こめじゅ」の2つが候補になります。
「べいじゅ」と「こめじゅ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「米寿」の正しい読み方は「べいじゅ」です。
「米」には「米穀」【べいこく】「米飯」【べいはん】など「べい」という読み方と、「米俵」【こめだわら】「米糠」【こめぬか】など「こめ」という読み方があります。
「寿」は「寿命」【じゅみょう】「長寿」【ちょうじゅ】など「じゅ」と読みます。
それぞれの読み方を組み合わせてできる「べいじゅ」と「こめじゅ」のうち「米寿」の正しい読み方は「べいじゅ」です。
「米寿」の意味
「米寿」とは、「数え年で88歳の祝い」を意味する言葉です。
88歳の年齢や88歳になった人を表す言葉で、その年齢まで長生きしたことを祝う気持ちが込められています。
「米」という漢字を分解すると「八、十、八」になるのが88歳のことを「米寿」と表す由来です。
「米寿」と同じように80歳を「傘寿」90歳を「卒寿」といい、どれも長寿を祝う節目になる年齢です。
「米寿」の言葉の使い方や使われ方
・『米寿を盛大に祝う』
・『来年で祖母は米寿を迎える』
・『米寿になったが全く年齢を感じさせない元気ぶりだ』
まとめ
「米寿」の正しい読み方は「べいじゅ」で「こめじゅ」は間違った読み方です。
長寿祝いの名称は他にもあるので興味をお持ちの方は調べてみてください。