この記事では、「精密」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「精密」の正しい読み方は「せいみつ」と「しょうみつ」どちら
「精密」は「せいみつ」と読み、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「精」の音読みは「せい・しょう」、訓読みは「しら(げる)・くわ(しい)・もののけ」、「密」の音読みは「みつ・びつ」、訓読みは「ひそ(かに)・こま(かい)」です。
「精密」と表記する場合「しょうみつ」とは読みません。
ちなみに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
正しい読み方の結論
「精密」の正しい読み方は「せいみつ」です。
「しょうみつ」とは読みません。
「精密」の意味
「精密」の意味は、「極めて細かい点にまで注意が行き届いていること」「細かい部分まで正確な寸法で作られていること」です。
「精」という漢字は「きれいに精米した玄米」を表し、転じて「不純物を取り去り良質にする」「念入りで細かい」という意味、「密」は「閉ざされて内部がわからない」から「隙間がない」「細かく行き届いている」という意味、「精密」で「念入りで細かい部分まで行き届いている」になります。
「精密」の言葉の使い方や使われ方
「精密」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『彼は一度もミスしたことがないので精密機械と呼ばれている』
・『弊社の製品は全て例外なく精密な検査が行われております』
・『精密なデッサンによる完璧な人物画である』
まとめ
今回は「精密」の読み方について紹介しました。
「精密」の正しい読み方は「せいみつ」で、「しょうみつ」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。
