「素地」という言葉は何と読むのが正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「素地」の正しい読み方と意味について解説します。
「素地」の正しい読み方は「そじ」と「きじ」どちら
「素地」という言葉の読み方としては「そじ」と「きじ」の2つが思い当たります。
「そじ」と「きじ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「素地」の正しい読み方は「そじ」と「きじ」です。
「素」には「素質」【そしつ】「質素」【しっそ】など「そ」という読み方があります。
「地」は「地盤」【じばん】「裏地」【うらじ】など「じ」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせた「そじ」が「素地」の正しい読み方です。
「素」に「き」という読み方はありませんが「素地」という熟語の場合に限り「きじ」と読みます。
「きじ」の読み方はあまり使われませんが辞書にも掲載されている正しい読み方です。
「素地」の意味
「素地」とは、「物事をするときの土台」を意味する言葉です。
素材のままの様子や手を加えられていない状態など物体に対して用いられる表現ですが、一般的には人の適性や才能など何かをやるにあたって基礎となる土台の部分という意味で使われます。
本来は手を加えていないまっさらの状態を表す言葉ですが、人に対して用いる場合は物事に対する向き不向きやすでに稽古や練習などで積み重ねられたある程度の土台という意味で使います。
「そじ」は人に対して使うときの読み方で「きじ」は物体に対して使うときの読み方です。
「素地」の言葉の使い方や使われ方
・『教室に通っていたのでダンスの素地がある』
・『やる気があれば素地は関係ない』
・『どんな素地でもやり方次第で美しく仕上げられる』
まとめ
「素地」は「そじ」と「きじ」の両方とも正しい読み方ですか用いる対象によって使い分けられます。
それぞれの意味と読み方を知っておきましょう。