この記事では、「経緯」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「経緯」の正しい読み方は「けいい」と「いきさつ」どちら
「経緯」は、「けいい」や「いきさつ」と読む事ができます。
しかし、この「経緯」という言葉の、正しい読み方はどちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
「経緯」の正しい読み方は「けいい」です。
しかし、「いきさつ」と読む事もできます。
PCの変換においても、「いきさつ」と入力することで「経緯」が出てきます。
どちらも正しい読み方だと言えますが、一般的には「けいい」と読むのが自然だと言えます。
「経」も、「緯」も、単独では「いき」や「さつ」と読むことがなく、「経緯」とした場合だけ「いきさつ」と読めるのです。
「経緯」の意味
「経緯」とは、「物事のいきさつ」や「細かい流れや事情」などの意味で使用される言葉です。
「経緯」の「経」には「たていと」の意味があり、「緯」には「よこいと」の意味があります。
地図の「経度」や「緯度」で使われている漢字といえば、理解しやすいと言えます。
この漢字を組み合わせて「経緯」とすることで、物事が成り立ってきた「いきさつ」のことを表現できる言葉になるのです。
「経緯」の言葉の使い方や使われ方
ここで、「経緯」を使用した例文を挙げていきます。
ここでの読み方は、全て「けいい」です。
しかし、「いきさつ」と読んでも誤りではないのです。
・『今までの経緯を考えれば、当然の結果だと思います』
・『これまでの経緯を完全に無視することは難しいでしょう』
・『過去の経緯にとらわれない、柔軟な発想が必要です』
まとめ
「経緯」は、「けいい」や「いきさつ」と読めます。
どちらの読みが正しいか、判断に迷う場合もあります。
しかし、どちらも正しい読み方なのです。
なお、一般的には「けいい」と読むほうが自然だと言えるでしょう。