この記事では、「網代」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「網代」の正しい読み方は「あじろ」と「あみよ」どちら
「網代」の読み方として予想できるものに、「あじろ」と「あみよ」があります。
「あじろ」と「あみよ」の二つの読み方のうち、「網代」の正しい読み方はどちらでしょうか。
正しい読み方の結論
「網代」の正しい読み方の結論は、「あじろ」が正しい読み方になります。
「網代」の言葉は熟字訓で読まれるため、「網」は「あみ」と読まず「代」は「じろ」と濁音化して、「あじろ」という特殊な読み方になるのです。
「網代」の言葉の「網」と「代」を訓読みして「あみよ」と読むのは、明らかな読み間違えとして判断されます。
「網代」の意味
「網代」の意味は、「定置網を仕掛けるのに適した魚が集まってくる場所」を意味しています。
「網代」には、「河川・湖沼などで魚を追い込んで捕るために仕掛ける竹製・柴製の罠」といった意味もあります。
「網代」の別の意味として、「垣根・笠などに使うために、竹や檜などを細い板材にして編み込んだもの」を挙げることもできます。
「網代」の言葉の使い方や使われ方
「網代」の言葉の使い方・使われ方を示すため、この言葉を使った例文を以下で紹介します。
・『現代では網代は聞き慣れない名詞ですが、江戸時代以前には雨具の一つとして網代の笠が使われていました』
・『この周辺の海域は有力な網代ですが、時に密猟者の侵入によって漁場が荒らされることもあります』
・『網代を使って川魚を捕るという追い込み漁のような漁業の方法は、古代の昔から行われていました』
まとめ
この記事では、「網代」の正しい読み方「あじろ」とその意味を紹介しましたがいかがでしたか?
「網代」の読み方・意味・使い方を知りたいときは、この記事の解説を参照してみてください。