この記事では、「綴る」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「綴る」の正しい読み方
「綴る」の正しい読み方は「つづくる・つづる」です。
「つづく(る)・つづ(る)」共に訓読みになります。
訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
「綴る」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「綴る」は「くくる」「あやつる」「まつる」などと間違って読まれることがあります。
「綴る」について説明
「綴る」の意味は以下の通りです。
「つづくる」と読む場合、「衣類のほころびなどを縫い合わせる」という意味です。
「つづる」と読む場合、「欠けたり破れたりしたところを、つぎ合わせる」「言葉を続けて詩歌や文章を作る」「仮名やアルファベットなどを並べて単語を書き表す」という意味です。
現在ではビジネスや日常では「つづる」として使われることが多くなっています。
似た意味の言葉に「綴じる(とじる)」があり、こちらは「バラバラの紙片を重ね合わせて、糸を通すなどして一つにまとめる」という意味です。
「綴る」は「つぎ合わせる」「連ねる」という意味です。
「綴る」の言葉の由来
「綴る」という漢字は「より糸」と「糸をつなぎあわせた形」の象形で、ここから「つぎ合わせる」「連ねる」という意味で使われる様になりました。
「つづる」という読みかたは、「続け合わせる」が省略されたものという説があります。
また、「つづくる」は古語で「繕う(つくろう)」という意味があることから、「綴」の漢字があてられたとされています。
まとめ
今回は「綴る」の読み方について紹介しました。
間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。