「総覧」という言葉はどんな行為を指し何と読むのが正しいのでしょうか。
今回は、「総覧」の正しい読み方と意味について解説します。
「そうらん」の正しい読み方は「そうらん」と「そらん」どちら
「総覧」という言葉の読み方として「そうらん」と「そらん」が候補になります。
「そうらん」と「そらん」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「総覧」の正しい読み方は「そうらん」です。
「総」は「総合」【そうごう】「総集」【そうしゅう】など「そう」と読み、「覧」は「観覧」【かんらん】「閲覧」【えつらん】など「らん」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせた「そうらん」が「総覧」の正しい読み方です。
「総」に「そ」という読み方はないので「総覧」を「そらん」と読むのは誤った読み方です。
「総覧」の意味
「総覧」とは、「すべてを見ること」を意味する言葉です。
「総覧」の「総」はたくさんあるものの全部を意味し、「覧」はものを見たり眺めたりすることを表します。
「総覧」はたくさんあるものの全部を見ることを表す言葉で、リストの全部に目を通す行いや軍隊の全部隊を見学する行為などに対して用いられる表現です。
見る対象は特定の共通点を持つ関係性によりまとめられたものであることが多く、関係するもの全てを見る行為を指すので無関係のものをいくら見ても「総覧」にはなりません。
「総覧」の言葉の使い方や使われ方
・『司令官が部隊を総覧する』
・『住所録を総覧する』
・『街の歴史を調べ総覧できるようにまとめて本にする』
まとめ
「総覧」の読み方は「そうらん」が正しく「そらん」とは読みません。
さまざまなものに対して使われる表現なので言葉の正しい意味と読み方を理解して使いましょう。