この記事では、「繰越利益剰余金」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「繰越利益剰余金」の正しい読み方は「くりこしりえきじょうよきん」と「くりこえりえきじょうよきん」どちら
「繰越利益剰余金」の読み方として推測できるものに、「くりこしりえきじょうよきん」と「くりこえりえきじょうよきん」があります。
「くりこしりえきじょうよきん」と「くりこえりえきじょうよきん」の二つの読み方のうち、「繰越利益剰余金」の正しい読み方はどちらでしょうか。
正しい読み方の結論
「繰越利益剰余金」の正しい読み方の結論は、「くりこしりえきじょうよきん」が正しい読み方になります。
会計用語としての「繰越利益剰余金」の読み方は「くりこしりえきじょうよきん」と決められています。
「繰越」の漢字の読み方だけを見れば「くりこえ」と読めないこともありませんが、実際はその読み方が採用されることはありません。
そのため、「繰越利益剰余金」を「くりこえりえきじょうよきん」と読むのは誤読なのです。
「繰越利益剰余金」の意味
「繰越利益剰余金」の意味は、「株主資本の利益剰余金のうちで、利益準備金にも任意積立金にも分類されないお金」を意味しています。
「繰越利益剰余金」は「前年度から繰り越された内部留保の利益剰余金」ですが、「株主への配当金+積立金の積立て」によって減少する性質があります。
「繰越利益剰余金」の言葉の使い方や使われ方
「繰越利益剰余金」の言葉の使い方・使われ方を示すため、この言葉を使った例文を以下で紹介します。
・『繰越利益剰余金が多すぎると、株主総会で株主から配当に回せとの圧力を受けます』
・『繰越利益剰余金の増加は経営が順調な証ですが、使い道のない留保が増えている面もあります』
・『会社が特定の目的を持って積立金を増やしたり崩したりすることで、繰越利益剰余金も増減します』
まとめ
この記事では、「繰越利益剰余金」の正しい読み方「くりこしりえきじょうよきん」とその意味を紹介しましたがいかがでしたか?
「繰越利益剰余金」の読み方・意味・使い方を調べたいときは、この記事の解説を参考にしてみてください。