この記事では、「群衆」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「群衆」の正しい読み方は「ぐんしゅう」と「ぐんしゅ」どちら
「群衆」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「群」の漢字の音読みは「グン」で、訓読みは「む(れる)・むら」です。
また、「衆」の漢字の音読みは「シュウ・シュ」で、訓読みは「おお(い)」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「ぐんしゅう」とも、「ぐんしゅ」とも読める可能性があることも分かります。
しかし、いずれの読み方が正しいかは、残念ながらここから判断することは出来ません。
さて、「群衆」の正しい読み方は「ぐんしゅう」と「ぐんしゅ」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「群衆」の正しい読み方は「ぐんしゅう」で、「ぐんしゅ」と読むのは間違いです。
二つの音読みがあり、熟語において、そのいずれの読みが正しいかを推察することは難しいと言えます。
しかし、「衆」の漢字を使った熟語では「しゅう」と読ませる場合が多く、「しゅ」と読ませる例としては、「衆」が前に来る「衆生?(しゅじょう)?」や「衆徒(しゅと)」など比較的少ないのが実態です。
「群衆」の意味
「群衆」とは、「群がり集まった人々のこと」を意味する言葉です。
「群衆」の言葉の使い方や使われ方
・『群衆の一部が暴徒化して、警備に当たっていた警察官と激しくぶつかる事態になりました』
・『赤信号、皆で渡れば怖くないとの表現は、群集心理を見事に表現したフレーズです』
まとめ
「群衆」の正しい読み方は「ぐんしゅう」で、「ぐんしゅ」と読むのは間違いです。
また、この「群衆」とは「群がり集まった人々のこと」を意味する言葉です。