「翌年」という言葉はどのような読み方が正しいのでしょうか。
今回は、「翌年」の正しい読み方と意味について解説します。
「翌年」の正しい読み方は「よくとし」と「よくねん」どちら
「翌年」という言葉の読み方として思い浮かぶのは「よくとし」と「よくねん」の2つです。
「よくとし」と「よくねん」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「翌年」の正しい読み方は「よくとし」と「よくねん」の両方です。
「翌」は「翌日」【よくじつ】「翌月」【よくげつ】など「よく」と読みます。
「年」は「年頃」【としごろ】「毎年」【まいとし】など「とし」という読み方と「年度」【ねんど】「新年」【しんねん】など「とし」と「ねん」の2つの読み方を持つ言葉です。
「翌年」は複数の読み方を持つ言葉で「よくとし」と「よくねん」はどちらも「翌年」の正しい読み方として認められ両方とも辞書に掲載されています。
「翌年」の意味
「翌年」とは、「その次の年」を意味する言葉です。
ある年を基準としたときのあくる年を指す言葉で、2022年を基準にすると「翌年」に当たるのは2023年です。
「よくとし」と「よくねん」の2つの読み方を持つものの具体的に使い分ける基準はありません。
どちらも同じ意味を表しており語感や語調により使い分けられています。
時間の移り変わりとしてとらえる場合は「よくとし」、事務的な物言いをする場合は「よくねん」という使い分けもありますが具体的なルールなどはなく、言い換えても全く問題ありません。
「翌年」の言葉の使い方や使われ方
・『翌年までには免許を取得したい』
・『翌年からは仕事が忙しくなる見込みだ』
・『優勝した翌年こそ真価が問われる』
まとめ
「翌年」は「よくとし」と「よくねん」のどちらも正しい読み方です。
使い分けの基準などはありません。
ほぼ同じ意味で使われている言葉なのでどちらを使っても構いませんが、同じ文章の中ではどちらかの読み方に統一しておくと理解がはかどります。