クリスマスが近づくと街に流れ出す歌といえば「聖歌」です。
この言葉が表しているのは具体的にどのような歌で読み方は何が正しいのでしょうか。
今回は、「聖歌」の正しい読み方と意味について解説します。
「聖歌」の正しい読み方は「せいか」と「せいうた」どちら
「聖歌」の読み方を漢字の読みから推察すると「せいか」と「せいうた」が候補になります。
「せいか」と「せいうた」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「聖歌」の正しい読み方は「せいか」です。
「聖」は「聖域」【せいいき】「神聖」【しんせい】など「せい」と読みます。
「歌」は「歌唱」【かしょう】「国歌」【こっか】など「か」と読むほか、「歌声」【うたごえ】「舟歌」【ふなうた】など「うた」とも読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「せいか」と「せいうた」の2つのうち「聖歌」の正しい読み方は「せいか」です。
「聖歌」の意味
「聖歌」とは、「宗教的に神聖な意味を持つ歌」を指す言葉です。
一般的にはキリスト教の典礼の時に歌われる歌を指します。
神を讃えたり教えを説いたりなど宗教色を強く帯びた歌であり、歌うことや歌そのものも神聖なものとされています。
結婚式やクリスマスなどで歌われるため身近な歌や有名な歌も多く、キリスト教には欠かせない音楽です。
似たような意味を持つ言葉として「賛美歌」があります。
「賛美歌」が神やキリスト教を賛美する歌のみを指すのに対し、「聖歌」はもっと幅広く宗教的な性質を帯びた歌全般を表すという違いがあります。
「聖歌」の言葉の使い方や使われ方
・『教会から聖歌が聞こえてくる』
・『聖歌隊が聖歌を歌う』
・『キリスト教以外の宗教にも聖歌は存在する』
まとめ
「聖歌」の正しい読み方は「せいか」で「せいうた」とは読みません。
宗教色の強い言葉なので間違いのないよう正しい意味と読み方を知っておきましょう。