この記事では、「聢り」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「聢り」の正しい読み方は「しっかり」と「しかり」どちら
「聢り」の「聢」は、音読みはなく、訓読みで「しか(と)」と読みます。
「聢」を訓読みで読むと、「しかり」と読めそうですが、この読み方ではないようです。
一方、「聢」は「しっかりと」という意味もあるので、「聢り」は「しっかり」と読むことができます。
正しい読み方の結論
「聢り」の正しい読み方は「しっかり」です。
「しっかり」は他にも「確り」の漢字表記があります。
「しかり」には「然り」と言う漢字表記がありますが、読み方も意味も異なります。
「聢り」は「しかり」ではなく、「しっかり」と読むようにしましょう。
「聢り」の意味
「聢り」とは、土台が堅固で簡単に緩んだり、動いたりしない様子のことを言います。
また、心身の働きが確かで丈夫なさまを表しています。
他にも、人の考え方などが堅実で信頼できるさまを意味しています。
さらに、決心が固く、真剣で確実に行う様子を指しています。
「聢り」の「聢」は、「しかと」、「しっかりと」などを意味しています。
そのため、「聢り」は漢字の意味から見ても、「しっかりと」と言う意味合いになります。
「聢り」の言葉の使い方や使われ方
・『彼女には揺るぎない聢りとした決心があるようです』
・『どの部屋の窓も、聢りと鍵がかけられていました』
・『彼との付き合いは長いですが、とても聢りした人物だと思います』
まとめ
「聢り」と似た意味を持つ語としては、「がっちり」、「ぴったり」、「聢(しか・しっか)と」、「確(しか・しっか)と」、あるいは「ぴっちり」などが挙げられます。
「聢り」は「しかり」ではなく、「しっかり」と読むことを覚えておくと良いでしょう。