この記事では、「肘窩」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「肘窩」の正しい読み方は「ちゅうか」
「肘窩」は「ちゅうか」と読む言葉です。
「肘」の字を「ちゅう」と読み、「窩」を「か」と読みます。
いずれも音読みになります。
「肘窩」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「肘窩」の間違いやすい読み方は「ひじあな」や「ひじむろ」「ひじいわや」です。
「肘」は訓読みで「ひじ」と読み、「窩」は訓読みで「あな」「むろ」「いわや」などと読むため上記のように訓読み同士で読んでしまいそうになるかもしれませんが、「肘窩」は「肘」と「窩」の音読みが組み合わさった言葉です。
また、音読みと訓読みを混同して「ひじか」や「ちゅうあな」「ちゅうむろ」「ちゅういわや」などとは読まないため注意しましょう。
「肘窩」について説明
「肘窩」は身体の部位を表す言葉で、「腕の内側かつ肘の反対側に位置する浅い窪み」のことを指します。
前腕の「肘窩」には、皮下組織中を走る皮静脈が存在することが知られています。
前腕肘窩の皮下を走る皮静脈は比較的太い静脈で、動脈と並走していないという特徴があります。
また、前腕肘窩に走る皮静脈が皮膚から透かして見える点や、前腕肘窩の皮膚の表面が柔らかく針が刺しやすい点、腕まくりすれば容易に露出できる点などから、採血に最適な部位として知られています。
まとめ
「肘窩」の正しい読み方は「ちゅうか」です。
「肘窩」は身体の一部分を指しますが、採血する際に使用されることが多い部位であることも覚えておきましょう。
ぜひ参考にして、漢字の正しい読み方をマスターしてください。
