この記事では、「肥大」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「肥大」の正しい読み方
「肥大」の正しい読み方は「ひだい」です。
の間違った読み方や間違いやすい読み方
「肥大」は「こえだい」「ひぶと」などと間違って読まれることがあります。
「肥大」について説明
「肥大」の意味は以下の通です。
1つ目は「生物学用語で、生き物の容積が増すこと、鍛錬により成長することによるものと、病的に細胞が増加することによるものがある」という元の意味です。
2つ目は転じて、「組織やあるものの集団などが、中身のないまま規模だけが大きくなる様子」という意味です。
「肥大」は名詞として「肥大する・した」「心臓肥大」などと使われます。
基本的に、生物の細胞が成長することだけではなく、ものごとの規模が大きくなることにも使われます。
「肥大」の言葉の由来
「肥大」の「肥」は「こ(える)」とも読み、「からだに脂肪がついて太る」「土地に作物を育てる養分が多い」という意味、「大」は「おお(きい)」とも読み「形・数量・規模などが多い」「程度がはなはだしい」という意味、「肥大」で「からだに脂肪がついて程度がはなはだしく太ること」、転じて「組織などの規模が内容に伴わず大きくなる様子」として使われています。
「肥」という漢字は「切った肉」と「太った人」の象形で成り立っていることから、「太る」という意味で使われる用になりました。
まとめ
今回は「肥大」の読み方について紹介しました。
間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。