この記事では、「背信」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「背信」の正しい読み方は「はいしん」と「せしん」どちら
「背信」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語で使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「背」の漢字の音読みは「ハイ」で、訓読みは「せ・ せい・そむ(く)」です。
また、「信」の漢字の音読みは「シン」で、訓読みは常用漢字外の読みですが、「まこと・まか(せる)・たよ(り)」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「はいしん」と読めることが分かります。
また、訓読み+音読みで繋いで、いわゆる湯桶読みすれば、「せしん」と読める可能性があることも分かります。
しかし残念ながら、ここからはいずれの読みが正しいかまでは分かりません。
さて、「背信」の正しい読み方は「はいしん」と「せしん」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「背信」の正しい読み方は「はいしん」で、「せしん」と読むのは間違いです。
この熟語では特殊と言える湯桶読みではなく、ごく一般的な音読みを重ねた読み方が正しいと言うことになります。
「背信」の意味
「背信」とは、「信頼にそむくことや、約束を裏切ること」を意味する言葉です。
「背信」の言葉の使い方や使われ方
・『彼の行為は、家族に対する背信行為と言えます』
・『中世のヨーロッパでは、背信者だとして、いわゆる魔女狩りのような行為が行われることがあった』
まとめ
「背信」の正しい読み方は「はいしん」で、「せしん」と読むのは間違いです。
また、この「背信」とは、「信頼にそむくことや、約束を裏切ること」を意味する言葉です。