「背負う」という言葉は背中を使った動作を表しています。
具体的にはどのような動作で何と読むのが正しい言葉なのでしょうか。
今回は、「背負う」の正しい読み方と意味について解説します。
「背負う」の正しい読み方は「せおう」と「しょう」どちら
「背負う」という言葉の読み方としては「せおう」と「しょう」が考えられます。
「せおう」と「しょう」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「背負う」の正しい読み方は「せおう」と「しょう」の両方です。
「背」は「背中」【せなか】「背骨」【せぼね】など「せ」と読み、「負」は「負う」【おう】と読みます。
漢字の読み方を組み合わせると「せおう」になりますが「せおう」が使われているうちに口にしやすいよう音変化したのが「しょう」です。
「せおう」と「しょう」はどちらも「背負う」の正しい読み方として辞書に掲載されています。
「背負う」の意味
「背負う」とは、「背中に乗せること」を指す言葉です。
背中で重みを支えるように乗せることを表します。
大きいものや重いものなどを背中に担ぐように乗せる様子を指す言葉で、背中に重みを受けながら肩や腕で支え全体を持ち上げる姿勢が「背負う」です。
荷物や袋などを担ぎ上げるほか、人の体を支える際にも用いられる動作です。
人の体を「背負う」ことを俗に「おんぶ」といいます。
本来は背中に担ぎ上げる物理的な動作を表しますが、そこから転じて「責任や期待を引き受ける」という意味でも使われています。
「背負う」の言葉の使い方や使われ方
・『荷物の詰まったリュックサックを背負う』
・『皆の期待を一身に背負う』
・『酔っ払った人を背負う』
まとめ
「背負う」は「せおう」と「しょう」のどちらも正しい読み方です。
複数の読み方と意味を持つ言葉なので正しい意味と読み方をあわせて知っておきましょう。