この記事では、「背負子」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「背負子」の正しい読み方は「せおこ」と「しょいこ」どちら
背負子の漢字を見て、せおこという読み方をする人がいたりするものです。
確かに背の漢字は、せと読む事が出来るし、負の漢字もおいというおに似た読みもあり、子の漢字は普通に、こと読む事が出来ます。
なので背負子を何となく、せおこと読んでしまう理由は理解可能です。
所が残念ながら背負子を、せおこと読むのは完全な誤りで、しょいこと読むのが正解な言葉となっています。
正しい読み方の結論
背負子は、しょいこと読むべき言葉です。
とはいえ、背負の漢字は、せおいならともかく、しょいと読む事にピンと来ないという人は少なくありません。
それもそのはずで、これは熟字訓という特別な読み方であり、2文字以上の漢字が結び付いて一つの語になる際は、この様な読み方をすると予め決まっています。
その様な理由から背負子は、しょいこと読むのが正しい読み方となっているのです。
「背負子」の意味
背負子は、背中にのせるや背中におうといった意味がある背負の漢字に、こどもや物名に付けたりする語といった意味を有する子の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ背負子は、荷物を括り付けて荷を背負う際に使用する木製の長方形の枠を表すのです。
「背負子」の言葉の使い方や使われ方
・『かつてこの村では背負子に農作物をのせて、麓の町まで運んでいたそうです』
・『二宮金次郎は、背負子に薪を積んで歩きながら本を読んでいました』
・『背負子は山小屋に荷物を運ぶ際等に、用いられています』
まとめ
背負子は漢字の並びを見て何となく、せおこという読み方をしてしまう人がいます。
ですが背負子は、しょいこと読むべき言葉であり、せおこと読むのは間違いです。
そんな背負子は、荷物をくくりつけた上で背に負う、木製や金属製の長方形の枠に対して使用される言葉となっています。