この記事では、「貴社」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「貴社」の正しい読み方は「きしゃ」と「たしゃ」どちら
「貴」は訓読みでは「貴(たか)い」や「貴(とうと)い」、「貴(たっと)い」と読み、音読みでは「き」と読む漢字です。
そして、「社」は訓読みでは「やしろ」と読み、音読みでは「しゃ」と読む漢字です。
「貴社」の場合、「貴」と「社」それぞれに音読みを当て、「きしゃ」と読むのが正解になります。
ちなみに、「たしゃ」と読む言葉には「貴社」と同じく「社」が含まれ、「他の会社」や「他の企業」などの意味を表す「他社」があります。
正しい読み方の結論
「貴社」の正しい読み方は「きしゃ」になります。
「貴社」の意味
「貴社」とは、「相手が所属する会社を敬った語」です。
「貴社」の類義語としては「御社(おんしゃ)」があり、逆に「自分の会社」を敬語で表現すると「弊社(へいしゃ)」になります。
「貴」と「社」という漢字にはそれぞれ以下の意味が含まれています。
・「貴」
「身分や価値が高い」や「相手への敬意を表す語」、「大切にする」
・「社
「神を祀るやしろ」や「ほこら」、「おみや」、「土地の神」、「組織」や「団体」、「会社の略」
「貴社」の言葉の使い方や使われ方
・『貴社の経営理念を拝見したところ、非常に心惹かれ、ご連絡させていただきました』
・『貴社が提供されているサービスについて、ご説明いただきたく存じます』
・『先日、貴社よりご連絡いただきましたお話についてお時間をいただけますでしょうか』
まとめ
・「貴社」の正しい読み方は「きしゃ」になります。
・「貴社」とは、「相手が所属する会社を敬った語」です。
