「胸算用」の読み方と意味とは?「きょうざんよう」と「むなざんよう」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「胸算用」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「胸算用」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「胸算用」の正しい読み方は「きょうざんよう」と「むなざんよう」どちら

胸算用の漢字を目にして、きょうざんようという読み方をしてしまう人がいるものです。

確かに最初の胸の漢字は、きょうという読み方が存在する上に、その後に続く算用も、さんようというざんように近い読み方があるので、そう読んでしまう事自体は理解出来ます。

所が胸算用を、きょうざんようと読むのは間違いで、むなざんようという読み方が正しい読み方となっているのです。

正しい読み方の結論

胸算用は、むなざんようという読み方をするのが正解な言葉となっています。

もっとも胸には、むなという読み方があるのでいいとして、算用の方はどうして、さんようではなく、ざんようになるのか疑問に思う人もいるものです。

これは連濁と呼ばれる特別な読み方で、2つ以上の漢字が結び付いて1つの語になる際に発音し易くするために、後ろの語の先頭が濁音に変化します。

だからこそ胸算用は、むなざんようと読むのが正しい読み方です。

「胸算用」の意味

胸算用は、むねや心、思いといった意味を持っている胸の漢字に、金銭の額や物の数量等を計算する事や考える事で良し悪し等を決めるといった意味を所有する算用の漢字を加える事で、完成した言葉となっています。

以上の事から胸算用は、心の中であれこれ見積もりを立てる事といった意味になるのです。

「胸算用」の言葉の使い方や使われ方

・『ざっと胸算用した所、今日の売上げは100万円は超えていそうです』
・『店員がおすすめした中から、胸算用で一番お得と思える物を選びました』
・『大口の契約が取れたので、会社への帰り道で思わず歩合についての胸算用をしてしまいました』

まとめ

胸算用を、きょうざんようと読むのは誤りで、むなざんようと読むのが正しい読み方となっています。

更にそんな胸算用ですが、心の中でやや大雑把に見積もりを立てる事を示す言葉として用いられているのです。

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