しめすへんに喜で「禧」の読み方とは?簡単に解釈

しめすへんに喜で「禧」の読み方とは? 読み方

この記事では、「禧」の読み方を分かりやすく説明していきます。

しめすへんに喜で「禧」の読み方

「禧」という漢字は訓読みでは「禧(さいわ)い」「禧(めでた)い」「禧(よころ)び」と読み、音読みでは「キ」と読みます。

「禧」の意味や解説

「禧」には「幸い」「めでたい」「喜び」という意味が含まれています。

「禧」は神へ生贄を捧げる台の象形である「しめすへん」に壁に掛けた打楽器と口の象形である「喜」を組み合わせ、形声文字として成り立った漢字です。

「禧」の熟語での使い方や使われ方

・『新禧』【しんき】
「新年の祝賀」を意味する言葉です。

「禧」の名前での使われ方

・『東久世通禧』【ひがしくぜ みちとみ】
幕末から明治時代の公家、政治家です。

八月中八日の政変によって、7人の公家が京都から追放された「七卿落ち」の1人でもあります。

・『白崇禧』【はくすうき】
中国イスラム教徒少数民族である回族出身の中華民国の軍人、政治家です。

・『井上禧之助』【いのうえ きのすけ】
明治時代から昭和時代の地質学者であり、後に日本地質学会会長を務めました。

・『柏原重禧』【かしわばら しげよし】
幕末から明治時代の神職であり、若宮八幡宮に仕えました。

・『禧子内親王』【きしないしんのう】
平安時代後期の皇族であり、鳥羽天皇の第1皇女です。

・『北村治禧』【きたむら はるよし】
日本の彫刻家であり、日本芸術院会員でもあります。

・『木村禧八郎』【きむら きはちろう】
日本の政治家、経済評論家です。

日本社会党参議院議員も務め、野党きっての財政政策通としても知られています。

まとめ

「禧」は訓読みでは「禧(さいわ)い」「禧(めでた)い」「禧(よころ)び」と読み、音読みでは「キ」と読む漢字でした。

「禧」には「幸い」「めでたい」「喜び」という意味が含まれており、主に人の名前として用いられている例が多いようです。

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