「脅威」という言葉は何と読むのが正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「脅威」の正しい読み方と意味について解説します。
「脅威」の正しい読み方は「きょうい」と「けふい」どちら
「脅威」という言葉の読み方は「きょうい」と「けふい」の2つが思い当たります。
「きょうい」と「けふい」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「脅威」の正しい読み方は「きょうい」です。
「脅」には「脅迫」【きょうはく】「脅喝」【きょうかつ】など「きょう」という読み方があります。
「威」は「威力」【いりょく】「勢威」【せいい】など「い」と読みます。
2つの漢字の読み方を組み合わせた「きょうい」が「脅威」の正しい読み方です。
現代では使われていない古語の仮名遣いでは「きょう」と発音する言葉を「けふ」と表記します。
そのような仮名遣いは既に廃れた古いものであり、「きょうい」という読み方が正しい「脅威」を仮名遣いに従った「けふい」という読み方で読むことはありません。
「脅威」の意味
「脅威」とは、「強い力によるおどしやおびやかし」もしくは「潜在的な敵」を意味する言葉です。
リスク要因になりうるものを指して使う言葉で、一般的には強い影響力や実行力を有し何らかの加害を与えかねない存在やそのような存在から受ける恐れやおののきを抱くような影響を指します。
「脅威」の言葉の使い方や使われ方
・『周辺諸国の脅威に備えて軍備を拡張する』
・『暴力による脅威には屈しない』
・『テロリズムは潜在的な脅威である』
まとめ
「脅威」の正しい読み方は「きょうい」です。
「けふい」のように古語混じりの読み方で読むことはないので正しい読み方を覚えておきましょう。