この記事では、「脊椎」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「脊椎」の正しい読み方は「せきつい」と「せきずい」どちら
「脊椎」の読み方として考えられるものに、「せきつい」と「せきずい」があります。
「せきつい」と「せきずい」の二つの読み方のうち、「脊椎」の正しい読み方はどちらでしょうか。
正しい読み方の結論
「脊椎」の正しい読み方の結論は、「せきつい」が正しい読み方になります。
「脊椎」とは平たく言えば「背骨」のことで、「脊椎」の「脊」の音読みは「せき」、「椎」の音読みは「つい・しい」です。
「脊椎」を「せきずい」と読んだ場合は明らかな誤読になりますが、「脊椎」の類義語として「脊髄(せきずい)」という言葉もあります。
「脊椎」の意味
「脊椎」の意味は、「脊椎動物の背骨」のことです。
「脊椎」という言葉は、「脊椎動物に共通する中軸骨格の脊柱を構成している複数の骨」を指し示しています。
ヒトの「脊椎」を構成している骨は、「頸椎(7個のけいつい)+胸椎(12個のきょうつい)+腰椎(5個のようつい)+仙椎(5個のせんつい)+尾椎(3~6個のびつい)」となります。
「脊髄(せきずい)」は、「脊椎の内部にあるニューロンと呼ばれる神経繊維の集合体」を意味しています。
「脊椎」の言葉の使い方や使われ方
「脊椎」の言葉の使い方・使われ方を示すため、この言葉を使った例文を以下で紹介します。
・『交通事故・落下事故などで脊椎を損傷すれば、下半身不随となり治らないこともあります』
・『シンプルに脊椎を持っているか持っていないかが、脊椎動物と無脊椎動物の違いなのです』
・『人間の正常な脊椎は二足歩行に適応するため、まっすぐではなく緩いS字状に曲がっています』
まとめ
この記事では、「脊椎」の正しい読み方「せきつい」とその意味を紹介しましたがいかがでしたか?「脊椎」の読み方・意味・使い方を調べたいときは、この記事の解説をチェックしてみてください。