「脚立」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「脚立」の読み方とは? 読み方

この記事では、「脚立」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「脚立」の正しい読み方は「きゃたつ」

「脚立」「きゃたつ」と読みます。

「脚立」「きゃたつ」という言葉の当て字としてつけられた漢字なのですが、「脚」は音読みで「キャ」と読み、「立」は訓読みで「たつ」と読むことができます。

「脚立」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「脚」は、訓読みの「あし」「脚力(きゃくりょく)」「三脚(さんきゃく)」のように音読みの「キャク」という読み方がよく知られています。

また「立」は送り仮名がない場合には音読みで「リツ」と読むのが一般的です。

そのため「脚立」「あしたつ」「きゃくたつ」「きゃくりつ」と読み間違えられることがあります。

「脚立」について説明

「脚立」は、2本のはしごが組み合わさって山形になっている踏み台です。

上部には天板があり、はしごや天板に乗って高い所の作業をする時に使えます。

はしごに似ていますが、はしごよりも低く、山形になって自立しているために安定しているところが異なります。

なお、中には折りたためるもの、真ん中を開くと1本のはしごになるものもあります。

この「きゃたつ」という名前は中国語の「たーつ(脚榻子)」に由来しています。

漢字の「榻」には台という意味があり、足で踏む台が「脚榻(きゃたつ)」と呼ばれるようになりました。

さらに後から「脚立」という漢字があてられ、現在は「脚立」と表記することが一般的になっています。

まとめ

踏み台の「脚立」「きゃたつ」と読みます。

実物を知っていても、漢字だけ見た時にはなんと読むのか分からない人も多いでしょう。

「あしたつ」「きゃくたつ」「きゃくりつ」と読まないよう注意が必要です。

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