この記事では、「腹帯」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「腹帯」の正しい読み方は「はらおび」と「ふくたい」どちら
最初に、「腹帯」で使われている個別の漢字の読みについて説明します。
「腹」の漢字の音読みは「フク」で、訓読みは「はら」です。
また「帯」の漢字の音読みは「タイ」で、訓読みは「おび」です。
ここから、訓読み+訓読みで読むと「はらおび」と読めますし、音読み+音読みで読むと「ふくたい」と読むことが出来ます。
従って、漢字の個別の読みからは、いずれの読みが正しいかを判断することは出来ません。
さて、「腹帯」の読み方は、「はらおび」と「ふくたい」どちらが正しのでしょうか。
正しい読み方の結論
「腹帯」の読みとしては、一般的には「はらおび」と読まれることが多いですが、「ふくたい」と読まれることもあり、辞書にも併記されているので、結論としてはいずれも正しいと言えます。
「腹帯」の意味
「腹帯」とは、「腹に巻く帯のこと、特に妊婦が腹部に巻く白布の帯のこと」を意味する言葉です。
妊婦が腹部に巻く白布の帯は、「岩田帯」とも呼ばれ、古くから妊娠5か月目の戌?の日から着用する習慣があります。
「腹帯」の言葉の使い方や使われ方
・『妻のお腹がふっくらとして来たので、有名な寺院に腹帯を授かりに出かけました』
・『無事に安産を終えると、腹帯をいただいた寺院等に、お礼の腹帯を返す風習があります』
まとめ
「腹帯」の読み方は「はらおび」と「ふくたい」どちらも正しいと言えます。
ただし、一般的には「はらおび」と読まれることの方が多いと言えます。
また、「腹帯」の意味は、「腹に巻く帯のこと、特に妊婦が腹部に巻く白布の帯のこと」です。