この記事では、「自ら」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「自ら」の正しい読み方は「おのずから」と「みずから」どちら
「自ら」の読み方として想定できるものに、「おのずから」と「みずから」があります。
「おのずから」と「みずから」の二つの読み方のうち、「自ら」の正しい読み方はどちらでしょうか。
正しい読み方の結論
「自ら」の正しい読み方の結論は、「おのずから」と「みずから」のどちらとも正しい読み方になります。
「自ら」という言葉の「自」という漢字を訓読みすると、「おのずか・ら」と「みずか・ら」になるのです。
「自ら」を「おのずから」と読むか「みずから」と読むかによって、「自ら」の示す意味合いは異なってきます。
ただしどちらかというと「みずから」のほうが現代では自然な読み方です。
「おのずから」を漢字表記するときは、「自ら」よりも「自ずから」と書かれることが多くなっています。
「自ら」の意味
「自ら」の意味は「おのずから」と読む場合は、「物事の道理や成り行きに従って必然的に+そうなるべくしてそうなる」を意味しています。
また「自ら」を「自ら」と読む場合は、シンプルに「自分自身」や「他の人の助けを借りずに自分で・自力で」といった意味合いになります。
「自ら」の言葉の使い方や使われ方
「自ら」の言葉の使い方・使われ方を示すため、この言葉を使った例文を以下で紹介します。
・『彼は最低限の警戒心の弱さによって、自ら(おのずから)犯罪に巻き込まれたところもあります』
・『総大将自ら(みずから)中央の軍勢を率いて、激しい戦いが繰り広げられている前線にまで出てきました』
・『自ら(みずから)の力を疑わずに信じ抜くことで、普段の実力を遺憾なく発揮することができます』
まとめ
この記事では、「自ら」の正しい読み方「おのずから・みずから」とその意味を紹介しましたがいかがでしたか?「自ら」の読み方・意味・使い方を調べたいときは、この記事の内容を確認してみてください。