芸能事務所の名前に使われていたことでも知られている「興行」という言葉は何を意味しどう読むのが正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「興行」の正しい読み方と意味について解説します。
「興行」の正しい読み方は「こうぎょう」と「きょうぎょう」どちら
「興行」という言葉の読み方としては「こうぎょう」と「きょうぎょう」の2つが考えられます。
「こうぎょう」と「きょうぎょう」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「興行」の正しい読み方は「こうぎょう」です。
「興」には「興亡」【こうぼう】「復興」【ふっこう】など「こう」という読み方と、「興味」【きょうみ】「余興」【よきょう】など「きょう」という読み方があります。
「行」は「行事」【ぎょうじ】「苦行」【くぎょう】など「ぎょう」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせるとできる「こうぎょう」と「きょうぎょう」の2つのうち「興行」の正しい読み方は「こうぎょう」です。
「興行」の正しい読み方は「こうぎょう」だけで「きょうぎょう」とは読みません。
「興行」の意味
「興行」とは、「営利目的で観客を集めてイベントを開催すること」を意味する言葉です。
スポーツの試合や演劇、寄席など観客を集めて料金を徴収し見世物を披露する行為を指す言葉で趣味やボランティアではなくビジネスとして行われる催し物を指します。
お笑いイベントや舞台演劇などの実演以外に映画館で映画を見せるのも「興行」に含まれます。
「興行」の言葉の使い方や使われ方
・『ボクシングの興行はプロモーターが取り仕切る』
・『チケットは完売し興行は大成功に終わった』
・『興行収入が10億円を突破した』
まとめ
「興行」は「こうぎょう」と読むのが正しく「きょうぎょう」は間違いです。
さまざまなイベントに対して使う表現なので覚えておきましょう。
