この記事では、「英断」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「英断」の正しい読み方は「えいだん」と「ひでだん」どちら
「英断」は「えいだん」と読み、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「英」の音読みは「えい」、訓読みは「はなぶさ・はな・ひい(でる)」、「断」の音読みは「だん」、訓読みは「た(つ)・ことわ(る)・さだ(める)」です。
「ひで」と読むのは「ひいでる」からの音変化で、名前だけに使う「名のり」という読み方です。
「英断」と表記する場合「ひでだん」とは読みません。
ちなみに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
正しい読み方の結論
「英断」の正しい読み方は「えいだん」です。
「ひでだん」とは読みません。
「英断」の意味
「英断」の意味は「きっぱりとものごとを決めること」「すぐれた判断をすること」です。
「英」は「すぐれる」という意味、「断」は「途中で切る」「切り分ける」から転じて「きっぱりと決める」「思い切ってする」という意味、「英断」で「いさぎよすぐれた判断をすること」になります。
似たような意味の言葉に「勇断(ゆうだん)」がありますが、こちらは「困難や危険を恐れずきっぱりと決めること」になります。
「英断」の言葉の使い方や使われ方
「英断」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『市場から早く手を引いたのは英断だった』
・『途中で引き返したのはリーダーの大英断である』
・『隣国からの挑発に関して英断を迫られる』
まとめ
今回は「英断」の読み方について紹介しました。
「英断」の正しい読み方は「えいだん」で、「ひでだん」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。