「茱萸木」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「茱萸木」の読み方とは? 読み方

この記事では、「茱萸木」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「茱萸木」の正しい読み方は「しゅゆのき」と「ぐみのき」

「茱萸木」の正しい読み方は、「しゅゆのき・ぐみのき」になります。

「茱萸木」は日本では「グミの実がなる植物の総称」ですが、元々は中国原産の「山茱萸(さんしゅゆ)」を指していました。

「茱萸木」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「茱萸木」の間違いやすい読み方として、「しゅゆぼく・あけゆのき」などを想定することができます。

「茱萸木」の漢字表記に使われている「茱萸」は、普段見かけることがほぼない難読漢字なので、知らないと読めない人が多いでしょう。

「茱萸」には「朱」の漢字が含まれているので、「あか・あけ」といった読み間違えをする可能性はあります。

ただし、「茱萸木」「しゅゆのき・ぐみのき」と読むのが正しい読み方となります。

「茱萸木」について説明

「茱萸木」(しゅゆのき・ぐみのき)とは、ナツグミ・アキグミ・トウグミなどの「赤色のグミの実がなる植物の総称」を意味しています。

「茱萸」という漢字表記は、熟字訓の特殊な読み方で「ぐみ」と読むことができます。

ただ、「茱萸木」は元々はグミの木とは関係がなく、中国・朝鮮半島が原産の「山茱萸(さんしゅゆ)」「呉茱萸(ごしゅゆ)」のことを指していました。

「山茱萸」というのは「ミズキ科ミズキ属に分類される落葉小高木」のことであり、秋の季節にグミのような赤い実をつける植物です。

日本の正式なグミの漢字表記は「胡頽子(ぐみ)」であり、「茱萸(ぐみ)」その後に誤用から生まれて根づいた漢字表記なのです。

まとめ

この記事では、「茱萸木」の正しい読み方が「しゅゆのき・ぐみのき」であることを説明しました。

「茱萸木」の間違いやすい読み方や「茱萸木」の意味についても詳しく解説していますので内容を参考にしてみてください。

読み方
シェアする
言葉の読み方辞典
タイトルとURLをコピーしました