この記事では、「草」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「草」の正しい読み方は「そう」と「くさ」
「草」は音読みだと「そう」と読み、訓読みだと「くさ」と読む漢字です。
「草」という漢字には「くさ」や「くさはら」、「そまつな」、「あらい」、「くさわけ」、「はじまり」、「はじめる」、「詩や文章の下書き」、「書体の1つ」という意味が含まれています。
「草」は並び生えた草の象形である草かんむりに人の頭の象形である「早」を組み合わせ、「くさ」を意味する言葉として成り立った漢字です。
「草」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「草」には「早」という漢字が含まれています。
そのため、「早」の読みを当てて「はや(い)」や「さ」と読み間違えてしまうケースが考えられるでしょう。
「草」を使った熟語
ここでは「草」を使った熟語を紹介していきます。
「草原(そうげん/くさはら)」
「草原」には2つの読みがあります。
「草原(そうげん)」の場合、「草が一面に生えている広い平地」、「植物群系の1つであり、主にイネ科植物からなり、それに低木が交じるか、あるいは低木の全くない群落」を意味します。
一方、「草原(くさはら)」の場合、「草の茂っている野原」という意味を表します。
まとめ
「草」は音読みだと「そう」と読み、訓読みだと「くさ」と読む漢字であり、「くさ」や「くさはら」、「そまつな」、「あらい」、「くさわけ」などの意味を表します。
「早」という字を字体に含めるため、「はや(い)」や「さ」と読み間違えてしまうケースが考えられるということでした。