この記事では、「草臥れる」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「草臥れる」の正しい読み方は「くたびれる」と「くさびれる」どちら
「草臥れる」には2つの読み方があります。
1つ目は「くたびれる」で、こちらは当て字になります。
人はくたびれると草に臥してぐったりすることから使われる様になりました。
2つ目は「くたぶれる」で、こちらは「くたびれる」から派生した言葉です。
なお、「くさびれる」という読み方はなく、誤りになります。
正しい読み方の結論
「草臥れる」は「くたびれる」「くたぶれる」と読み、一般的には「くたびれる」が使われています。
「くさびれる」という読み方はありません。
「草臥れる」の意味
「草臥れる」の読み方による意味の違いは以下の通りです。
「くたびれる」と読む場合、「長時間体力や知力を使ったために、疲れて元気がなくなる」「年老いたり苦労したりして、若さや気力を失う」「布がみすぼらしくなる」「動詞の連用形に付き、ある動作が疲れて嫌になる」という意味です。
「くたぶれる」は「くたびれる」の音変化で、小説や戯曲などで効果を出す時に使われます。
「くたびれる」の語源は「朽つ(くつ)」「腐す(くたす)」から変化した「くた」という言葉で、「衰える」という意味です。
「草臥れる」の言葉の使い方や使われ方
「草臥れる」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『野山を歩き続けて草臥れる(くたびれる)』
・『だいぶ草臥れた(くたびれた)スーツを着ている』
・『いい加減待ち草臥れる(くたびれる)』
まとめ
今回は「草臥れる」の読み方について紹介しました。
「草臥れる」は「くたびれる」も「くたぶれる」と読み、意味は同じです。
「くさびれる」という読み方は誤りですので、正しく使える様に覚えておきましょう。