「荒天」は何を表す言葉でどのような読み方が正しいのでしょうか。
この記事では、「荒天」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「荒天」の正しい読み方は「こうてん」
「荒天」の正しい読み方は「こうてん」です。
「荒」には「荒野」【こうや】「荒廃」【こうはい】など「こう」という読み方があります。
「天」は「天使」【てんし】「満天」【まんてん】など「てん」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「こうてん」が「荒天」の正しい読み方です。
「荒天」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「荒天」のよくある間違った読み方として挙がるのが「あらてん」「こうあま」です。
「荒」には「荒磯」【あらいそ】「荒川」【あらかわ】など「あら」という読み方があり「天」は「天の川」【あまのがわ】「天城」【あまぎ】など「あま」とも読みます。
どちらの読み方も「荒天」には当てはまりません。
「荒天」について説明
「荒天」とは、「生命を脅かしかねない危険な天候」を指す言葉です。
屋根を吹き飛ばすような大風や洪水を引き起こす大雨など、穏やかではないひどく危険な天候を指します。
具体的な基準はなく通常とかけ離れた悪い天候全般に対して用いる表現です。
基本的には風雨に対して使いますが、霧や雪など風雨以外でも危険につながる天候であれば「荒天」です。
「荒天」の言葉の由来
天気が悪くなり危険になることを「荒れる」と表現します。
「荒れた天候」が「荒天」の由来です。
まとめ
「荒天」は天気予報でも使われている一般的な言葉です。
安全に関わる言葉なので意味と読み方を正しく理解しておきましょう。
