この記事では、「荼毘」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「荼毘」の正しい読み方は「だび」と「ちゃび」どちら
荼毘という漢字表記を目にした人の中には思わず、ちゃびと読んでしまう人がいるものです。
恐らく荼の漢字の見た目が、茶の漢字に似ているため荼毘を、ちゃびと読んでしまうものだと推測されます。
ですが残念ながら荼毘をちゃびと読むのは間違いで、だびと読むのが正しい読み方です。
正しい読み方の結論
荼毘は、だびと読むのが正解な言葉となっています。
そもそも荼の漢字に、だという読みがある上に、毘の漢字も単体で、びという読み方が出来るのです。
なので荼毘は、その読み方を組み合わせて、だびと読むのが正しい読み方だったりします。
「荼毘」の意味
荼毘は、曼荼羅に用いられる漢字で雑草や苦しみといった意味がある荼の漢字に、助けるといった意味を有する毘の漢字を付け加える事により、完成した言葉です。
以上の事から荼毘は、火葬や死体を焼いて弔う事を示します。
「荼毘」の言葉の使い方や使われ方
・『彼は亡くなった妻を荼毘に付したばかりで、酷く落ち込んでいます』
・『少しでも早く被害者の遺体を見付けて、荼毘に付してあげたい所です』
・『この地域の火葬場はどこも一杯で現在は、遺体を荼毘に付す事すら出来ません』
まとめ
荼毘の荼の漢字は、茶という漢字に似た見た目であるため、そちらの漢字と勘違いして荼毘を、ちゃびという読み方をしてしまう人がいるものです。
ですがあくまで、荼の漢字が使われているので荼毘を、ちゃびと読むのは単純に間違いで正確には、だびと読むべき言葉となっています。
更にそんな荼毘の漢字ですが、遺体を焼いて弔うという意味を持つ言葉として使用されているのです。