「菌床」の読み方と意味とは?「きんしょう」と「きんどこ」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「菌床」の読み方と意味とは? 読み方

きのこの栽培方法の一つに「菌床」があります。

この言葉はどのようなものを指していて読み方は何なのでしょうか。

今回は、「菌床」の正しい読み方と意味について解説します。

「菌床」の正しい読み方は「きんしょう」と「きんどこ」どちら

「菌床」の読み方としては「きんしょう」「きんどこ」の2つのどちらかが当てはまりそうです。

「きんしょう」「きんどこ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。

正しい読み方の結論

「菌床」の正しい読み方は「きんしょう」です。

「菌」「菌糸」【きんし】「粘菌」【ねんきん】など「きん」と読みます。

「床」「庄屋」【しょうや】「病床」【びょうしょう】など「しょう」と読むほか、「糠床」【ぬかどこ】「寝床」【ねどこ】など「どこ」とも読みます。

漢字の読み方を組み合わせてできる「きんしょう」「きんどこ」のうち「菌床」の正しい読み方は「きんしょう」です。

「菌床」の意味

「菌床」とは、「栽培のために菌を植え付ける土台」を指す言葉です。

主にきのこの人工栽培の時に用いられるもので菌類が好むおがくずなどを寄せ集め米ぬかなどの栄養源を混ぜて作る菌を定着させるための土台を指します。

一般的な植物でいうところの種をまく土にあたる部分ですが、きのこは基本的に枯れ木などで育つので栽培するには土ではなく枯れ木によく似た土台を用意してやる必要があります。

きのこを育てるための土台として開発されたのが「菌床」です。

「菌床」の発明よりきのこの人工栽培は飛躍的に発展し大量生産が実現しました。

「菌床」の言葉の使い方や使われ方

・『きのこの菌床栽培を始める』
・『菌床は雑菌が大敵だ』
・『生産拡大のため菌床を増やす』

まとめ

「菌床」「きんしょう」と読み「きんどこ」は間違いです。

きのこの人工栽培では非常に重要な技術なので読み方と意味を合わせて知っておきましょう。

読み方
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