この記事では、「蔵れる」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「蔵れる」の正しい読み方は「かくれる」と「くれる」どちら
「蔵れる」の読み方は「かくれる」で、訓読みになります。
訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
「蔵」の音読みは「そう・ぞう」、訓読みは「くら・おさ(める)・かく(れる)」で、「くれる」という読み方はありません。
ちなみに、音読みとは漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
正しい読み方の結論
「蔵れる」の正しい読み方は「かくれる」です。
「くれる」とは読みません。
「蔵れる」の意味
「蔵れる」の意味は「物の陰になったり、さえぎられたりして見えなくなる」「人目につかない様にする」「表から見えない部分に存在する」「世間から遠ざかる」という意味です。
「かくれる」は「隠れる」と同じ語源で、古語「かくる」からの音変化で、「見えなくなる」「亡くなる」という意味です。
「蔵」という漢字は、「草で物を覆って見えなくする」という意味の形成文字です。
ここから「物をしまう」「かくす」という意味で使われる様になりました。
「かくす」の意味で使われる語として「埋蔵金」があります。
「蔵れる」の言葉の使い方や使われ方
「蔵れる」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『人に見つからない様にしばらく山奥に蔵れる』
・『獲物を人に見つからない様に、うまく草の中に蔵れる様にする』
・『追手を逃れて民家の天井裏に蔵れる』
まとめ
今回は「蔵れる」の読み方について紹介しました。
「蔵れる」の正しい読み方は「かくれる」で、「くれる」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。