「虚仮威し」という言葉はどう読むのが正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「虚仮威し」の正しい読み方と意味について解説します。
「虚仮威し」の正しい読み方は「こけおどし」と「きょかりいし」どちら
「虚仮威し」は「こけおどし」と「きょかりいし」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「虚仮威し」の正しい読み方は「こけおどし」です。
「虚」と「仮」と「威」はそれぞれ「きょ」「かり」「い」と読みますが、「虚仮威し」という言葉を「きょかりいし」とは読みません。
「虚仮威し」の意味
「虚仮威し」とは、「見せかけだけで中身がないこと」を意味する言葉です。
見てくれは威嚇の材料として使えるほど立派だが中身は伴わず実際には役立たずで恐れる必要がないさまを表します。
頭のいいものには通用せず愚か者だけにしか威嚇が通じないことから思慮の浅いひとを意味する「虚仮」という言葉が使われています。
本来は見せかけだけでしかない威嚇の材料を馬鹿にするように使う言葉ですが、そこから転じて「恐れるに足りないもの」という意味でも使われる表現です。
浅はかな手段や上辺だけの強がりなど、主張に対して実態が伴っていない恐れる必要のないものが「虚仮威し」です。
「虚仮威し」あるかどうかは推測することはできますが実態は確認してみるまで分かりません。
「虚仮威し」だと侮っていたら憶測が外れ思わぬ威力を見せつけられることもあります。
「虚仮威し」の言葉の使い方や使われ方
・『敵の秘密兵器など虚仮威しに過ぎない』
・『虚仮威しを恐れて逃げ出したとあってはいい笑い者だ』
・『スピードはあるがパワーが足りない虚仮威しのパンチ』
まとめ
「虚仮威し」の正しい読み方は「こけおどし」です。
「きょかりいし」を始め他の読み方は全て間違いなので正しい読み方を覚えておきましょう。