「虚言癖」の読み方と意味とは?「きょげんへき」と「きょげんぐせ」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「虚言癖」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「虚言癖」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「虚言癖」の正しい読み方は「きょげんへき」と「きょげんぐせ」のどちら

すぐ人に嘘をついてしまう癖を持つ性質を「虚言癖」と書いて「きょげんへき」と読みます。

人間には嘘をついてはいけないという良心的な気持ちが勝つことで騙すような嘘をつかないのですが、「虚言癖」がある者は嘘をついても悪いとは思わない良心に欠けているため、平気で人を騙すようなことを言ってしまうのです。

正しい読み方の結論

一文字だけで読む場合は訓読みの「癖」と書いて「くせ」と読んだ方が読みやすいですが、「虚言癖」と三文字で書く場合は「癖」を音読みの「へき」と読んだ方がしっくりくるでしょう。

「癖」の意味は、人のあまり良くない習性を指す言葉ですが、そこに虚言と付けることで他人をあざむくために偽りを平気で伝える行為を指すわけです。

「虚言癖」の意味

ドイツの心理学者であるアントン・デルブリュック氏が、人間にはあたかも自分が知識人のように振る舞うことで注目を集めるため嘘をつくことがあるとし、それを「きょげんへき」と提唱しました。

自分を大きく見せるため、本当ではないことを平気で語り、相手の興味を惹きつけるのです。

「虚言癖」の言葉の使い方や使われ方

・『虚言癖がある妹につい声を荒らげて、怒りをぶつけたくなる』
・『嘘ばかりついて男性の気を惹きつける女性は、虚言癖がひどい』
・『政治家には嘘をついて国民を翻弄する虚言癖な人がいる』
いくら家族といっても、嘘を平気でつくような者には怒りが込み上げてきますが、異性にもてるためにあえて騙す言葉をぶつけることがあります。

政治家にも嘘で国民を惑わす「虚言癖」を見せる人も多いでしょう。

まとめ

あまりいい癖ではないので、嘘が嫌いな人にとっては関わりたくない人になってしまうことがあります。

このような「虚言癖」は自分のことばかり考えてしまわないよう対処してみるといいでしょう。

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