苗字や地名などで見かける「蛭川」ですが、どのような読み方をするのでしょうか?この記事では、「蛭川」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「蛭川」の正しい読み方は「ひるかわ」
「蛭川」は「ひるかわ」と読みます。
「蛭」は音読みでは「しつ」や「てつ」、訓読みでは「ひる」と読み、「吸血生物であるヒル」という意味を表す漢字です。
「蛭川」姓は武蔵国児玉郡蛭川庄がルーツと言われています。
「蛭川」姓が最も多い県は埼玉県でありおよそ850件確認されているようです。
次におよそ450件の三重県、同じくおよそ450件の愛知県、およそ430件の神奈川県、およそ410件の東京都と続きます。
「蛭川」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「蛭川」の「蛭」は字体が「姪(めい)」に似ていることから「めいかわ」と読み間違えてしまうケースが考えられます。
また、「蛭」には「至」という漢字が含まれているため、「至」の音読みである「し」を当てて「しかわ」と読み間違えてしまうケースも考えられるでしょう。
「蛭川」を使った名前や地名
ここでは名前に「蛭川」を持つ著名人や地名を紹介します。
「蛭川信博(ひるかわ のぶひろ)」
俳優として活躍している日本人男性です。
「蛭川」
岐阜県中津川市や秋田県大仙市に所在している地名です。
まとめ
「蛭川」の読みは「ひるかわ」ということでした。
「蛭川」は苗字としての他、地名などにも使われています。
特に「蛭」はあまり見かけることのない漢字であるので、字体が似ている「姪」などと混同してしまう可能性が高いので注意しましょう。
