この記事では、「血肉」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「血肉」の正しい読み方は「ちにく」と「けつにく」どちら
「血」という漢字は訓読みでは「ち」と読み、音読みでは音読みで「けつ」と読みます。
そして、「肉」という漢字は音読みで「にく」と読み、この音読みでのみ使われることがほとんどです。
「血肉」の場合、「湯桶読み」を用いて「ちにく」と読むことも、音読みで「けつにく」と読むことも可能です。
「湯桶(ゆとう)読み」とは、「ゆ」(湯の訓読み)+「とう」(桶の音読み)のように、二字熟語のうち最初の漢字は訓読み、後の漢字は音読みにして読む用法のことです。
正しい読み方の結論
「血肉」の正しい読み方は「ちにく」と「けつにく」の両方になります。
「血肉」の意味
「血肉」とは「血と肉」や「生身のからだ」、「肉親」や「骨肉」、「血縁のごく近い者」などを意味する言葉です。
ちなみに、「血肉化(ちにくか/けつにくか)」とは「知識や技芸、思想などを自分のものとして取り込むこと」を意味する言葉であり、「修得すること」を「自分の血や肉として体の一部とすること」に例えた表現になります。
「血肉」の言葉の使い方や使われ方
・『この人物は日本経済の血肉となり、国に貢献したことで後世に名を残した』
・『幼少時代の辛い経験は、後に彼の生み出す作品群の血肉となった』
・『彼らは血肉を分けた兄弟として、固い絆で結ばれていた』
まとめ
・「血肉」の正しい読み方は「ちにく」と「けつにく」の両方になります。
・「血肉」とは「血と肉」や「生身のからだ」、「肉親」や「骨肉」、「血縁のごく近い者」などを意味する言葉です。