「行幸」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「行幸」の読み方とは? 読み方

「行幸」は何と読むのでしょうか。

この記事では、「行幸」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「行幸」の正しい読み方は「ぎょうこう」

「行幸」の正しい読み方は「ぎょうこう」です。

「行」には「行者」【ぎょうじゃ】「悪行」【あくぎょう】など「ぎょう」という読み方があります。

「幸」「幸福」【こうふく】「薄幸」【はっこう】など「こう」と読みます。

漢字の読み方を組み合わせてできる「ぎょうこう」「行幸」の正しい読み方です。

「行幸」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「行幸」のよくある間違った読み方として挙がるのが「こうこう」「ぎょうから」です。

「行」「行進」【こうしん】「直行」【ちょっこう】など「こう」とも読みますが「行幸」の正しい読み方は1つしかなく「こうこう」とは読みません。

「ぎょうから」「幸」「辛」【から】と見違えたことによる読み間違いです。

「行幸」について説明

「行幸」とは、「天皇が地方へ赴かれること」を意味する言葉です。

てんのうが目的地の地方にお出かけになることを指します。

本来は天皇が外出すること全般を表す言葉ですが、現在は視察や行事への出席など住まいである皇居から遠く離れた地方に赴く場合にのみ使われる表現です。

ごく近い場所への外出や私的な移動に対しては基本的に使いません。

天皇がお出ましになる、という大きな出来事のニュアンスを含んだ言い方です。

「行幸」の言葉の由来

「幸」には「高貴な人がお出かけになられる」という意味があります。

天皇が特定の目的地に行くことに由来して「行幸」といいます。

まとめ

「行幸」は天皇の外出に対してのみ使われる表現です。

ニュースでも使われている言葉なので正しい読み方と意味を知っておきましょう。

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