この記事では、「要」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「要」の正しい読み方は「よう」や「かなめ」
「要」は音読みで「よう」、訓読みで「かなめ」もしくは「い(る)」「もと(める)」と読む漢字です。
「要」には、「大切なところ」「入り用である」「まとめる」「あらまし」などの意味が含まれています。
「要」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「要」の間違いやすい読み方は「こし」です。
「要」を使った漢字のひとつに「腰」があります。
「腰」は訓読みでは「こし」と読みますが、音読みでは「要」と同じく「よう」と読むため両者を混同してしまう可能性がありますので注意が必要です。
また、「要」のように「女」の字が下部に使われている「委(い)」や「妄(もう)」などとも取り違えて読まないよう気を付けましょう。
「要」を使った熟語
次に、「要」が取り入れられた熟語の一部を紹介します。
「必要」
「必要」は「ひつよう」と読む熟語で、「なくてはならない物事」「しなければならない物事」といった意味があります。
「必要な物」や「帰る必要がある」「必要に迫られる」などのように用います。
「概要」
「概要」は「全体における要点をまとめたもの」を意味する言葉で、「がいよう」と読みます。
「本の概要」や「事件の概要」のように使用されます。
「不要不急」
「不要不急」は「ふようふきゅう」と読む四字熟語で、「おこなう必要がないことや、急いでもないこと」を意味します。
特に重要でない用事などに対して使われる言葉で、「不要不急の外出を控える」のように用います。
まとめ
「要」の正しい読み方は「よう」や「かなめ」です。
「要」の字が含まれた「腰」や、「要」と同じく「女」の字が使われた「委」などと混同しないよう注意しましょう。
ぜひ漢字の正しい読み方をマスターする参考にしてください。