この記事では、「覆る」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「覆る」の正しい読み方は「くつがえる」と「かぶる」どちら
覆るの文字を目にして、かぶるという読み方をする人もいるものです。
所が肝心の覆の漢字には、かぶという読みはありません。
そのため覆るは、かぶると読む事さえ出来ないので、この様に読んでしまうのは単純に間違いです。
覆るは、かぶるではなく、くつがえると読むのが正しい読み方となっています。
正しい読み方の結論
覆るは、くつがえると読むべき言葉です。
そもそも覆の漢字には、くつがえという読み方があるので、その後に続く平仮名のると組み合わせる事で覆るは、くつがえると読む事が出来ます。
「覆る」の意味
覆るは、ひっくり返すやくつがえすという意味を有している覆の漢字に、平仮名のるを付け加える事によって誕生した言葉です。
以上の事から覆るは、ひっくり返るや転覆する、国家等が倒される、それまでの決定や考え方が根本から変えられるといった意味を示します。
「覆る」の言葉の使い方や使われ方
・『まさか最高裁で、これまでの判決が覆るとは思いませんでした』
・『このまま進み続ければ、船体が覆る恐れがあります』
・『あの独裁政権が覆る事になったのは、長年に渡り国民の怒りを買い続けたのが原因です』
まとめ
覆の漢字には、かぶという読み方は存在していません。
なので覆るの文字は、かぶると読む事すら不可能だったりします。
だからこそ覆るを、かぶると読んでしまうのは当然間違いであり、くつがえると読むのが正しい読み方です。
更にそんな覆るは、ひっくり返るや裏返る、倒れて滅びるに、考え方や決定が根本から変えられる、といった意味を表現する際に、使われる言葉となっています。