「視程」の読み方と意味とは?「してい」と「しほど」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「視程」の読み方と意味とは? 読み方

「視程」は視ることに関係する言葉ですが、具体的に何を指していてどう読むのが正しいのでしょうか。

今回は、「視程」の正しい読み方と意味について解説します。

「視程」の正しい読み方は「してい」と「しほど」どちら

「視程」という言葉の読み方は「してい」「しほど」のどちらかだと考えられます。

「してい」「しほど」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。

正しい読み方の結論

「視程」の正しい読み方は「してい」です。

「視」「視力」【しりょく】「凝視」【ぎょうし】など「し」と読みます。

「程」「過程」【かてい】「行程」【こうてい】など「てい」と読むほか、「然程」【さほど】「程々」【ほどほど】など「ほど」とも読みます。

漢字の読み方を組み合わせてできる「してい」「しほど」のうち「視程」の正しい読み方は「してい」です。

「視程」の意味

「視程」とは、「肉眼ではっきりと物体を確認できる最大の距離」を指す言葉です。

望遠鏡やメガネなどの器具を使わず肉眼で遠くを視たときにはっきりと物体を確認できる一番遠い距離を表します。

一般的には水平方向の距離に対して使う表現ですが、飛行場などでは垂直方向も含めた全方向で使います。

同じ場所でも気象条件などにより結果は異なり、濃霧で「視程」が悪い時は注意情報が出されるなど安全に関わる情報です。

似たような言葉に「視界」がありますが、視界が見える範囲を示すのに対し「視程」は距離のみて横の範囲は含みません。

「視程」の言葉の使い方や使われ方

・『視程を確認する』
・『最小視程以下のため飛行機の発着が禁止された』
・『濃霧で視程が悪くなっている』

まとめ

「視程」の読み方は「してい」が正しく「しほど」と読むのは間違いです。

見え方を表す言葉は他にも色々あるので違いを正しく理解して使い分けてください。

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