「解体」という言葉は建物を片付けるときなどに用いられる表現です。
具体的にどのような行為を指しどう読むのが正しい言葉なのでしょうか。
今回は、「解体」の正しい読み方と意味について解説します。
「解体」の正しい読み方は「かいたい」と「かいからだ」どちら
「解体」という言葉の読み方として「かいたい」と「かいからだ」の2つが候補になります。
「かいたい」と「かいからだ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「解体」の正しい読み方は「かいたい」です。
「解」は「解説」【かいせつ】「正解」【せいかい】など「かい」と読みます。
「体」は「体格」【たいかく】「全体」【ぜんたい】など「たい」と読むほか、「体付き」【からだつき】「体中」【からだじゅう】など「からだ」とも読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「かいたい」と「かいからだ」のうち「解体」の正しい読み方は「かいたい」です。
「解体」の意味
「解体」とは、「バラバラにすること」を意味する言葉です。
かたまっていたものや組み立てられていたものの結合状態を解消しバラバラにすることを表します。
部品をひとつずつ丁寧に取り外してバラバラにする行為のほか、周囲に影響が出ないよう安全に建物を取り壊す行為も「解体」と表現します。
建築物や道具などをバラバラにする以外に生物を切り開いて処理する意味でも使われる言葉です。
「解体」の言葉の使い方や使われ方
・『ビルの解体が始まった』
・『装置がどんどん解体されていく』
・『仕留めたイノシシを解体して食肉にする』
まとめ
「解体」は「かいたい」と読むのが正しく「かいからだ」と読むのは誤読です。
動物から巨大ビルまでさまざまなものを対象にして使う表現なので本来の意味と読み方を理解しておきましょう。