この記事では、「言質」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「言質」の正しい読み方は「げんしつ」と「げんち」どちら
「言質」の読み方として想定できるものに、「げんしつ」と「げんち」があります。
「げんしつ」と「げんち」の二つの読み方のうち、「言質」の正しい読み方はどちらでしょうか。
正しい読み方の結論
「言質」の正しい読み方の結論は、「げんち」が正しい読み方になります。
「言質」の言葉の「言」と「質」という漢字を、そのまま音読みすれば「げんしつ」と読むことになりますが、実際にはその読み方はできません。
ただし慣用読みとして「げんしつ」と読む人はいますが、厳密には間違った読み方です。
「言質」の「質」には「人質(ひとじち)」などと類似の意味があるため、「質」は「ち」と読まれます。
「言質」の意味
「言質」の意味は、「後から、確かに相手がそういったという形で証拠にできる言葉」を意味しています。
「言質」というのは、「何らかの約束・契約・交渉などにおいて、確かに相手がそのように発言した内容で、後から証拠として出せるもの」を指し示しています。
「言質」の言葉の使い方や使われ方
「言質」の言葉の使い方・使われ方を示すため、この言葉を使った例文を以下で紹介します。
・『事実確認で相手から言質を取りたいのであれば、スマホのボイスレコーダーなどで録音しておくべきです』
・『重要な価格交渉の場面などでは、交渉相手に自分が不利になる言質を与えないように注意を払う必要があります』
・『ネゴシエーションのプロというだけあって、相手から言質を引き出すテクニックが優れていました』
まとめ
この記事では、「言質」の正しい読み方「げんち」とその意味を紹介しましたがいかがでしたか?「言質」の読み方・意味・使い方をリサーチしたいときは、この記事の解説を確認してみてください。