この記事では、「証憑」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「証憑」の正しい読み方は「しょうい」と「しょうひょう」どちら
「証憑」の読み方として考えられるものに、「しょうい」と「しょうひょう」があります。
「しょうい」と「しょうひょう」の二つの読み方のうち、「証憑」の正しい読み方はどちらでしょうか。
正しい読み方の結論
「証憑」の正しい読み方の結論は、「しょうひょう」が正しい読み方になります。
「憑」という漢字の音読みは「ひょう」であり、「い」とは読みません。
ただ「憑」を使った漢熟語に「憑依(ひょうい)」があるため、「証憑」を「しょうひょう」ではなく「しょうい」と読んでしまう誤読は多いのです。
「憑依」は「霊や別人の魂が乗りうつること」を意味していて、「証憑」とは別の言葉です。
「証憑」の意味
「証憑」の意味は、「ある物事が事実であることを示す証拠・根拠」です。
また「証憑」は、「領収書・レシート・納品書・請求書などのある取引が確かに行なわれたことを証明する書類全般」といった意味合いも持っています。
「証憑」は法律用語で使われることが多く、税法では証憑の保管期間などの定めがあります。
「証憑」の言葉の使い方や使われ方
「証憑」の言葉の使い方・使われ方は、「ある事実を証明するもの・ある取引が成立したことを証明する各種の書類」を意味して使うという使い方になります。
「証憑」を使った例文を以下で紹介します。
・『確定申告を行なった場合、レシート・領収書などの証憑は規定年数の保管が義務づけられていました』
・『彼が妻を殺害したという嫌疑は状況証拠だけに頼ったもので確たる証憑がありません』
・『複数の公的な証憑がなければ、あなたの補助金申請を受理することはできません』
まとめ
この記事では、「証憑」の正しい読み方「しょうひょう」と意味を紹介しましたがいかがでしたか?「証憑」の読み方・意味・使い方を調べたいときは、この記事の内容を参考にしてみてください。
