「詣でる」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「詣でる」の読み方とは? 読み方

この記事では、「詣でる」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「詣でる」の正しい読み方

「詣でる」の正しい読み方は「もうでる」です。

「もう・でる」は訓読みになります。

訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。

「詣でる」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「詣でる」「けいでる」「うまでる」「しいでる」などと間違って読まれることがあります。

「詣でる」について説明

「詣でる」の意味は以下の通りです。

1つ目は「神社・寺・墓などにお参りする」という意味です。

2つ目は「身分の高い人の元へ行くこと」という意味です。

「詣でる」は動詞として「詣でる・詣でた」と使われたり、連用形「詣で」が名詞化して「初詣で」「墓詣で」などと使われます。

似た意味の言葉に「参る(まいる)」があり、「行く・来るの謙譲語」「負ける・降参する」という意味です。

「詣でる」「より位の高い場所へ行くこと」という意味で、「参る」「位の高い場所へ行くことのへりくだった表現」という意味の違いがあります。

「詣でる」の言葉の由来

「詣でる」「詣」という漢字は、「取っ手のある刃物」「口」「さじ」「口」の象形で成り立っています。

ここから「食べ物を流しこむ様子」「うまい」という意味になり、「指」「し」という読み方から「うまいものに指を付けること」「いたる」、更に転じて「寺社や墓などに行く」という意味で使われる様になりました。

「もうでる」という読みかたは、「参出(まいず)」という語が変化した語で、「貴人の元へ行く」という意味です。

まとめ

今回は「詣でる」の読み方について紹介しました。

間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。

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