この記事では、「認否」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「認否」の正しい読み方は「にんぴ」と「にんひ」どちら
「認」という漢字は訓読みでは「認(みと)める」や「認(したた)める」と読み、音読みでは「にん」と読みます。
そして、「否」という漢字は訓読みでは「いや」や「いや」、「否(わる)い」と読み、音読みでは「ひ」や「ふ」と読みます。
「認否」の場合、「認」と「否」それぞれに音読みを当て、「ひ」を半促音に変化させて「にんぴ」と読むのが正解です。
そのまま、音読みを当てて「にんひ」と読むと誤用になってしまうで、注意しましょう。
正しい読み方の結論
「認否」の正しい読み方は「にんぴ」になります。
「認否」の意味
「認否」とは、「認めることと認めないこと」や「認めるか否かということ」を意味する言葉です。
「認」という漢字には「みとめる」や「許す」、「承知する」というほか、「見分ける」
や「見極める」、「したためる」や「書きしるす」、「認め印の略」という意味が含まれています。
そして、「否」は「いな」や「いなむ」、「同意しない」のほか、「しからず」や「そうでない」、「反対の意を表す語」や「わるい」という意味が含まれる漢字です。
「認否」の言葉の使い方や使われ方
・『彼は窃盗容疑により法廷で罪状認否を問われた』
・『この容疑者の罪状認否は来週の水曜日に行われる予定である』
・『被告人を裁判所に召喚して、認否を問うための法律文書』
まとめ
「認否」の正しい読み方は「にんぴ」ということでした。
「認否」という言葉には「認めることと認めないこと」や「認めるか否かということ」という意味が含まれています。